皆さんこんにちは。インストラクターの藤井です。
先日読んだ本に、「キャリア・トランジション・サイクル」という言葉を見つけました。
「トランジション」とは「節目」「転機、移行期」といった意味。生涯発達論やキャリア論におけるライフサイクルの視点では、人生やキャリアは、安定期と移行期の繰り返しととらえる事が出来る、というもの。ここでは、ニコルソンのサイクルモデルを紹介してました。
人生には、さまざまな節目があり、その節目でどんな「一皮むける」経験をしてきたかで人の器が決まる。そして次のステージに入るコツは、キャリアの移行期に、「以前のやり方で通用する時期は、もう過ぎ去ったのだ」という「終わりの悟り」をし、移行時の中途半端さを受け入れる事。
人は、今までの成功体験に引きずられて、新しい成功のカギを見つけるのに時間がかかる事がある。
これって、ゴルフにも言えることではないでしょうか？
自分なりにスコアが安定してきて、もっと良くなりたい！と言う生徒さん。アドバイスを受け実践するも、「前より飛ばない？」「前の方が良かった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
もう、「成功のカギ」は変わったのです。
次のステージに行くためには、過去の成功体験はとりあえず置いておきましょう。
人の成長と同じように、ゴルフも成長し続ける事ができるのですよ。
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