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モアイ像の悲劇

皆さんこんにちは、インストラクターの藤井です。

今回は、なんだか衝撃的なタイトルですが、実は環境破壊に関するお話しです。

ゴルフ場なども、時にこのような話題で登場しますが、実はモアイ像は、図らずも環境破壊の主人公となってしまったのです。

文化遺産に登録されているモアイ像で有名なイースター島。1200年頃から1600年頃に文明が栄えました。

ここでは、各部族間で競ってモアイ像を建設しました。

モアイ像の移動などには、大量に木材が使用され、小さな島の森林はすべて伐採されました。

その結果、肥えた土壌は浸食され、深刻な食糧難に。

恒常的に争いが続き、破壊や人食いまで起こり、文明の崩壊を迎えました。

 

木造家屋はおろかカヌーも製造できないため航海不可能、チリから3800キロも離れた島に住民は閉じ込められました。


この滅亡は、族長の権限が大きすぎた事で、優越的立場の追求が優先され、環境保全や部族の人々の生活を軽んじてしまったことが原因と言われています。

天を眺めるモアイ像、こんな悲劇のストーリーがあったのですね。

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