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エリアの一時的優先使用権

皆さんこんにちは。インストラクターの藤井です。

さて本日は「エリアの一時的優先使用権」について。

あまり聞きなれない言葉ですね。

実はゴルフのラウンドは、この権利のやり取りをプレーヤー間で繰り返すことだといえるのです。


ゴルフ規則第1章『他のプレーヤーの邪魔にならないように』では

「プレーヤーは常にコース上の他のプレーヤーたちにも心くばりを示すべきで、むやみに動いたり、話し合ったり不必要に音を立てたりして他のプレーヤーのプレーの邪魔になるようなことをしてはならない。」

「他のプレーヤーがプレーを始めようとしているときに、プレーヤーはそのプレーヤーの球の近くや真後ろ、あるいはホールの真後ろに立ったりしてはならない。」とあります。

ここで戒められている行為は、プレーヤーのエリアの一時的優先使用権というプレー上の権利をおかすのです。

一時的優先使用権が及ぶエリア

  1. ティインググラウンドと、アドレスをするプレーヤーの後方線上。
  2. ホールの途中でのすべてのショットの周辺と前方、後方。
  3. グリーンでのパッティングラインの前方、後方延長線上。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ゴルフを始めると、たいてい「他の人がアドレスに入ったら、話し声や物音をたてないように!」「真後ろに立つと邪魔だよ!」などと、先輩たちやティーチングプロから教わりますよね?

実はこの「一時的優先使用権」をおかさないためなんですね。

このように考えると、ラウンド中にグリーン上で相手のライン上に立ったり、アドレスに入っているのに物音を立てたりする行為が、とても恥ずかしく思えませんか?

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