皆さんこんにちは、インストラクターの藤井です。
先日「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が開催されました。
大会三連覇がかかった畑岡奈紗選手。
惜しくも2位で大会を終えました。
優勝したのは、ユ・ソヨン選手(米国)です。元世界ランク1位の実力者です。
さて、抜け目のない圧巻のゴルフを日本のファンに魅せてくれたユ・ソヨン選手ですが、プレー以外でもトップ選手としての振る舞いをみせてくれたようです。
大会三日目、ユ・ソヨン選手は畑岡選手と同組でのラウンド中、雨が降ってきました。突然の雨に畑岡選手はカッパも着用せず、フェアウェイ上で傘もなく、冷たい雨にうたれていました。
その時、ユ・ソヨン選手は自分の傘を畑岡選手にさしてあげたそうです。
なんとも素晴らしい気遣いですよね。
この話を聞いて、ふと思いました。
自分はラウンド中に、このような気遣いができているか?と。
ラウンド中はついつい自分に集中してしまい、他者の行動が目に入らなくなりがちですよね。
ユ・ソヨン選手のように、相手に傘をさしてあげる行為は、相当な余裕がない限りできません。
ただ、例えば、バンカーにはまってしまったプレイヤーの砂をならしてあげたり、グリーン周りに置いてあるクラブを拾ってあげたり。
過剰にする必要は全くありませんが、プレーの進行を速めるためにも必要な時があります。また、相手の焦った気持ちをフォローできますよね。
スコアメイクばかりを考え、他者に気遣いができないゴルファー、行動だけでなく、言動もそうです。大声で話したり、あおるような発言をするゴルファーもいます。
ゴルフは自分自身との闘い、個人プレーと思いがちですが、その日一日を素晴らしい
ゴルフだった、またラウンドしたい!と思って終われることが大事ではないでしょうか。
一流選手を見習って、グッドゴルファーを目指しましょう。