皆さんこんにちは、インストラクターの藤井です。
最近ラウンドしていて気付くのは、距離測定器をお持ちの方が大変多いという事です。
ご存知の方も多いと思いますが、距離測定器には様々な種類があります。
まずは形状ですが、ハンディ録画ビデオ機のような手持ちタイプ、腕時計タイプ、ポケットにしまえる小型タイプ、帽子に取り付けられるタイプ等々。。。
機能面では、現在地からピンまでの距離が測れるスタンダードタイプ、距離だけでなく高低差がわかり実測が測れるタイプなど、大変優れていますよね。
測定器を使用することでクラブの選択が容易になり、当然スコアメイクにも役立つわけですが、ただ、やはりここで注意しなければいけないのは、測定器に依存しすぎスロープレーになることです。
例えば、数本のクラブを持って自分のボールの位置に行きます。そこで測定器を取り出し計測。手持ちのクラブでは距離が合わず、カートまでクラブを取りに戻る。
そんな光景を何度か見かけました。
また、測定器をセルフプレーの際に使用するだけに留まらず、キャディ付きのプレーで使用する方もいるようです。キャディさんが「ここから○○ヤードです」と伝えたにも関わらず、測定器を取り出し再計測。。。
それって、プレーの進行ももちろんですが、ゴルフの楽しみが減ってしまっていませんか?
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距離測定器に限らず、こういった機器が普及すると、どうしても使用のマナーの問題は出てきますよね。
また、来年からのルール改正で競技での距離測定器の使用が可能になります。ただ使用禁止の場合もありますし、高低差の計測はNGです。この点も併せて覚えておいてくださいね。